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介護のお題 「食事 その2」

この冬一番の寒気が日本にかかり、北日本で雪や風が厳しかったですね。私のところもとても寒い一日でした。この前銀行に行ったとき、「桃の花」が無料で配られていたので、「あぁ~春が着たんだな~」と思っていたのに、冬に逆戻り。花見の行事前なのに困ったものです。

最近、とても嬉しい事がありました。食事が取れなくなってきた施設のあるおばあちゃんが、再び食事を取るようになってきたからです。その話を職員に聞いた家族が、とても嬉しそうに笑顔で話をしている姿、夜勤明けで遠くから見ながら、「この仕事してきて良かった」と思える瞬間でした。そのおばあちゃんは、実は私の担当者。食事摂取量が少なくなってきて、いろいろとあったわけなのです。

Dsc00449 認知症重度です。今年に入って、いつも食事を全部食べるおばあちゃんが、食べなくなってきました。よくカルテを見てみると、どうも波があるようで「まぁ~心配ないか・・・」と観察止まりでした。しかし、最近急激に食べなくなり、体重も一ヶ月で4kgダウン。「やばい」と思った私は、看護師に相談しました。

口腔内の状態は特に問題ないし、なにか体調が悪いとかあるかもしれない。」等など・・・回診のときに先生に診てもらいたい事を伝えました。それがどう間違ってか、ある日、家族を交えて「将来、経管栄養になる可能性」の話になってしまっていたのです。

なぜっ!!!??」とビックリしてしまいました。まだ、食事形態を変える手も残ってるし、まだまだ手はあるのに。先生もなにを言ってるんだか、よく診察しないのに結論を急ぐ必要があるのかと、憤りを隠せませんでした。

俺が絶対経管になんかさせない!!」と自分の持っている知識をフル動員しました。観察を行い、自分が出勤の時には食事介助を付きっ切りでやりました。その結果、ご飯以外はすっかり食べてくれる事が判明。なぜ突然そうなったかはわかりませんが、ご飯を食べるとどうも食事が進まない。でも、ご飯に手をつけなければアッサリ食べてくれることがわかったのです。カロリー的にはちょっと足りない感じかもしれませんが、そこは違うもので補ってやればいいわけですから、よかったーーって感じです。

私の施設では、経管栄養とミキサー食の間の「導入食」的なものがありません。経管から経口摂取に移行することは、施設始まって以来あったことがないようです。特養だからしょうがないと口をそろえてみんなは言いますが、私は経管から経口へのきちんとした道があることは大切だと思います。選択肢がなければ、可能性があっても無にする事になるからです。

今回の事件は、また「食事」という人間の大切な行為を改めて感じさせられた事件でした。安易に経管にしてはいけないし、私たちの介助技術や知識がその人の「人生を劇的に変えてしまう」ことになる事を感じました。

しかし、ホントに良かったよ~。

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コメント

マーさん、コメントありがとうございます。ブログ更新していないみたいだったから、チョット心配してました(笑)
今回はなかなかすんなり解決してくれた事例でしたが、私の施設には、食べてくれない方が多くいて、日々どうしようかと考えています。私の浅はかな知識と技術では、なかなか解決するのが難しいです(悲)
経管になる事が必要な方ももちろんいますが、できるだけ口で味わって頂きたいし、経管になっても食事の時間を楽しめる環境があればと思っています。
今回はほんとに良かったです(笑) またブログ見させていただきますね~♪

投稿: TETSU | 2007年3月15日 (木) 16時32分

お久しぶりです。
頑張ってますか? と言うより頑張ってるみたいですね(^^)

食事を食べると言う事は、単に口から食べるからとか食べないからとか、の考え方ではどーもないようですね。。。
食べないから、、、、ではなく何故なのか?って言う疑問や視点が、老人の人生を大きく左右していくのでしょうね。食事に限らず、トイレでも何でも、、、
チューブにならなくて、ほんとにほんとに良かった。
僕も、頑張らねば!!

投稿: マー | 2007年3月14日 (水) 01時52分

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