介護のお題 「言葉」
人は言葉を使います。
そして、言葉を使い話すことは、コミュニケーションの一つです。
私たち介護に携わる人間は、コミュニケーションを大切にしなければなりません。
なぜなら、お年寄りは耳が遠いかもしれません。
もしかしたら、目が見えずらいかもしれません。
そして認知症かもしれません。
ですから、コミュニケーションの知識や技術を持ち合わせなければ、
お年寄りの本当の気持ちを上手にくみ取ることができません。
いや、知識や技術の前に本当は、介護をやる人間には大切にしなければ
ならないことがあると思います。
それは簡単なこと。
「お年寄りを思いやる心」を持つことです。
看護師がある入所者にこう言い放ちました。
「あぁ~憎たらしい顔して、ほんとに嫌だ」
看護師が別の入所者にこう言い放ちました。
「早く死んでいただいきたいわね~」
私は、はらわたが煮えくり返り、
心の中で涙をながし、
何も注意せずにその場から離れました。
たしかに、それぞれの入所者は看護師にそのような発言をさせるだけの
行為や状態だったのかもしれません。
それでも、私だったら本人の目の前では言いません。
影で言っても言葉を選びます。
そして、私が看護師に意見するのを制限されていなければ、
堂々と注意していた。
入院先の看護師とは大違い。
人間は環境がそうだと、人間性もこうなってしまうのかと思ってしまう。
人の善意なんて、儚いものだと思わざるを得ない。
お年寄りを思いやる心をしっかりと持ってさえいれば、
こんな言葉が出るはずもない。
心がないから、その人の魂が現れる形で言葉がでる。
自分はそうはならないと、また心に誓いました。
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