介護のお題 「燃え尽き症候群」

最近の悩みは人間関係です。自分と他人との関係ではなく、職員同士の関係に頭を悩ませています。

私の特養は4シフト制で、ただせさえ一週間も会わない人が出るくらいなのに、さらに仕事上というか介護の考え方の相違が理由で人間関係に悩んでいる職員が多いのです。

その大きな原因になっているのが、あまりに繁忙な介護業務と低賃金。そんな中で仕事をしていると、どうしても理想と現実の狭間で悩まざるを得ないのです。

ある職員は「もっと頑張って理想の介護に近づけたい」

ある職員は「現実に見合った介護を今はすべきだ」

時に同じ理想を目指す「志」が、意見が違うとすれ違ってしまう。それがたまりにたまって爆発したとき、人間関係は壊れてしまうのです。そうなったら、下手をすれば「職場を辞める、辞めない」の話になるわけです。給料も低いし、他の職を探したくなる気持ちになるわけです。

燃え尽き症候群なんて言葉もあるようです。こころざしを高くもって仕事に就き、現実と折り合いをつけながらなんとか仕事をしてきたけれど、他の職員も自分の高い理想を理解し実行してくれなく、燃え尽きて辞めてしまう。なんと悲しい現実でしょうか。

高い理想(といっても当たり前なことばかりなのですが・・・)を持っているのに実現できない。隠れた成長力を生かせない介護の現場。それを知っている人間は残念ながら現場にいる人間だけなのです。

誰かのせいにしたくはありませんが、国や施設の管理者にもっと頑張ってと言いたい。末端の人間一人が何を言っても変わるものではないのは知っていますが、制度を変えるのは政治家だし、施設を統括しているのは施設長なのですから。まず、現場で同じ給料で働いて見てほしい。そう思います。

私も燃え尽きそうだと感じることは沢山ありました。これからもあるでしょう。でも、できる限り廊下を走り、誰よりも仕事をして、そして入所者のために話を聞き介護していきます。

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介護のお題 「利用者本位って何?」

よく、「利用者本意の介護」って話がでます。

上司からも、利用者本位でやってください、とかよく言われます。

私の解釈は、「利用者本位=利用者を一番優先して」ってこと。

それは、サービスを重視して利用者に極力時間をさくということ。

丁寧な気のきいた介護をするということ。

介護施設に働く人が全員、それにできるだけ力をそそぐということ。

でも、現実は違いますね。

施設の収入は減り、コスト削減を重視。

利益を上げるため、入所率優先。

今でさえめいっぱいなのに、低賃金でこれ以上やる気出せない。

現場無視のコンプライアンスが、さらに後方業務を増やす。

そして、看護師と厨房職員の協力はない。(私の職場だけかも)

さて、どうしたらよいものか。

介護職員、一人一人のレベルアップ?

効率のよい業務体系の確立?

最新ハードウエアの導入?

施設が副業を営む?

それらってよくよく考えると、時間もコストもかかる。

時間とコストを必要十分にかけないと、今までと同じになる。

せめて、事務だろうが厨房だろうが、ましてや看護師は、

もっと現場に出て利用者と接するべき。

話をして、自分たちができることを探すべき。

不景気の中で、施設が生き残るためには、

そして、本当のお利用者本位を考えるなら。

以上、愚痴終わり。また今日も笑顔で介護しますね。

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介護のお題 「本当の時間」

 介護は時間がかかります。排泄介護だけでなく、すべてにおいてお年寄りのペースに合わせなければなりません。なぜなら、体が不自由だし、今まで行ってきた自分の生活習慣もあるからです。体力も落ち、私のようなまだ若い人のペースにはついていくのは無理だからです。慎重にゆっくり、一つ一つの動作を確認するようにゆっくりです。

 しかし、施設の現場は違います。どれだけ効率よく業務をまわすかを考えて、介護をしているのが現状。業務が遅れたりすると、「あの人が遅いから」「あ~あ、遅れちゃった」なんて声が聞こえてきます。業務が遅れれば介護する時間も稼げないから。それが現実で正しいのです。

 私はこんな現実の中で何年も教育され、仕事をしてきました。その考え方は間違いなく正しいことは言うまでもありません。多分、ほとんどの介護職員が疑問を持ったとしても、本当は違うのではと感じることがあったとしても、社会人として、仕事のプロとしてその感情を抑えて介護をしているのでしょう。事実、自分自身もそんな風に介護をしてきました。

 そんな介護に対して、私の疑問は抑えきれなくなり、自分ができることは何なのだろうと自分自身に問うようになりました。業務を効率よくこなせば介護する時間が稼げる。しかし、入所者を巻き込み、急がせ、それで稼いだ時間を入所者への介護に生かす。それって本末転倒ではと。

 ベッドから起こした入所者の髪をくしでとかさず、服の乱れも直さず、布団もきれいにたたまず、それが良い介護するための時間稼ぎなのか。おむつ交換をすばやくするために、ゴロンゴロンと入所者を転がすために介護技術をフル活用。車椅子もすばやく移動させ、会話もなくただトランスするために廊下を早歩きで通り過ぎる。食べ終わっていないのに食器をガチャガチャと急いで片付ける。

 この本末転倒な負の連鎖はどうやったら止められるのだろう。どうしたらみんなわかってくれるのだろうと考え込んだこともありました。いくら言葉で伝えても、一度ついた癖みたいなもので、なかなか直してはくれません。下手すれば、反感をかってしまいます。若く弱々しい私がいくら言ったところで、根本的な解決にはなりません。どうせ、ゆっくり気のきいた介護をしようと言ったところで、じゃ~そうできるように業務を組んでよって言われるのが落ちです。

 そこでたどり着いた結論は、「まず自分がやろう」。時間がかかっても良いから、自分の思う介護をしてみようと思ったわけです。みんなにいろいろ思われるのだろうけど、ゆっくり、本当の介護というものを意識してやってみようと。今まで自分すらやったことがない「本当の介護」ってどんなものなのかを知りたくて、そして実行することで他のみんなが気づいてくれるかもと淡い期待を持ったからです。

 そして気づいたのが「本当の時間」。現実と理想の狭間で見えてきた、介護するための本当の時間。効率と質の良い介護を両立させるためには、本当の時間を知る必要があると感じるようになりました。とても遅い気づきですが、自分には気づいて良かったと思っています。

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介護のお題 「排泄」

介護の仕事は大変ってイメージがあります。重労働で給料も安い。そして「下のお世話」をしなくてはならない。これが一番大変そうだと言われることが多いです。

介護職の好感度はかなりのもの。転職してみたい職業ランキングでも上位のほうです。介護職の魅力についてのアンケートでも、やりがいとか社会貢献とか、人の役に立てるなどの意見が多いみたいです。

実際、サラリーマンを定年退職した方や、主婦などはたくさん私の施設には働いています。若者はなかなか入ってきませんが・・・。

さて、排泄ってことですが、うちの施設は排泄介護では考え方や技術などで他の施設と比べて遅れていると思っています。いまだにめっちゃ大きい紙おむつをたくさんお尻に当てるし、決まった時間にみんないっせいに排泄介助する。下剤もたくさん使っているせいで、下痢便、便漏れ、便失禁が多発して、真夜中に入所者の方を裸にして着替えさせている。一昔の旧型介護をしているのです。

私は頭でっかちな方で、良い排泄介助というものを知っていると思っています。(実践はなかなかできていませんが・・)研修や文献を読む機会が多かったし、自分なりに「良い排泄介護とは」と考えながら介護するように心かけています。

では良い排泄介護とは。私の結論を言うと・・・・

トイレに行きたいと思った(思う)時に排泄をする。

ですかね。これには広い意味があります。トイレに歩いていける人は文字通りですが、一人で行けない人は、行きたいと思った(思う)時に介助する。オムツで全介助の方にも、なるべくトイレに座ってほしいし、出たらすぐに交換、オムツはなるべく小さく少なくですかね。健常者と同じ感覚で排泄してもらうように介護をするってことでしょうか。

どうしても、介護をしていると認知症や障がいのせいにして、「しょうがないから」と介護者に負担の少ない介護をしてしまいがちです。または、特に施設では「暗黙のルール」みたいなものが出来上がって、この人はこうやるのが(介助者にとって)ベストで、それ以外の方法でやることを見失いがちです。

世の中には、最新のいろいろなオムツもあるし、方法論も存在します。それを上手に活用すれば、私の施設でも、今よりもっと良い排泄介護ができると日々感じています。

でも、それをやるには一人ではできません。結局、職員全員の協力がなければ成し遂げることができないと思います。

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介護のお題 「情熱と現実の間」

 ブログをごらんの皆さん、元気に介護やってますか?私は気持ちがまいってます。詳しい事情は明かせませんが、仕事で大役をおおせつかり、緊張と不安でいっぱいなのです。まぁそんなことはどうでも良いですね。

 介護をやっていると、いろんな場面で厳しい現実にさらされるものです。一生懸命介護をやっても良くならないとか、介護を理解してくれない人がいたりとか。気持ちだけが先走って周りがついてこなかったり、うまくいかなかったり。理不尽なサービスを受けたり、逆にそこまでしなくてもと思うこともあったり。

 人はみんな違う考えを持っている。価値観も違うし目標も違う。そんな社会のなかで生きていることは十分理解しているのに、どうしても腑に落ちないところが出てくる。

 私は特養職員ですが、こんな考えを持っている一人です。良い介護をしようと日々考え少しずつ行動しています。できれば日本一に近い特養になればと思っています。でも、その情熱はなかなか現実と相容れないものも多いのです。

 たとえば、担当の利用者さんのためにいろいろなアプローチをしようと、看護師さんに相談を持ちかけると、

「治らない病気なんだからしょうがない」

「ほかの利用者が迷惑しているから違う場所に移しましょう」

とか言われたり、パートさんに協力を仰ぐと、

「私はパートだからそれは私の仕事ではないから」

「あなたは正社員でボーナスもらっているのだからあなたが頑張って」

とか言われることも度々あります。

 職員全員で協力してやらなければ、人手が足りない介護の現場では実現することはできないし、特養で医療を主業務とする看護師さんがあきらめて協力をしないのであれば、健康に生活できる環境を誰が守るのかと思います。

 確かに現実を受け止め見つめることはとても大事です。しかし、それでも何かしようと考えもがく事こそ私たちの仕事だと思います。いかに現実が厳しく無理があっても、何かできないかと考えることをやめてしまっては進歩は無いと思います。

 情熱と現実の間には壁がありますが、その間にこそ、人間として介護職員としての生きる意味があるのではと感じます。現実を受け入れ、情熱を保ち、本当の意味で入所者に介護してもらって良かった、長生きして良かったと思っていただける介護ができたらいいなと考える次第です。

 次回予告、介護のお題 「排泄」ってことで。だいぶ大きなお題ですが私の考えをコンパクトにと思ってます。

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介護のお題 「園芸」

 私は実家に住んでいます。田舎なもので土地は広く、庭もあります。父が庭いじりがすきなのもで、庭木が生い茂り季節の花が咲いています。鳥やカエルの鳴き声も近く、それだけで今の季節や天気を感じることができる良い環境だと思います。

 施設の入所者は平均要介護度が4前後ということもあり、ベッドの上ですごすことが多く、外の景色や匂いや温度を感じることがあまりありません。それにもまして、窓から見える景色といっても、たいした季節を感じることなどできない景色です。季節の花も乏しく、エアコン管理と離施設防止のため、窓を開ける機会も少ない。いや、外に出ること自体、嫌がり、外に出る目的などないのが現実です。

 園芸療法などというものが世間には存在しますが、私は勉強したことはありません。でも、庭木や花などが人間にどのような影響をもたらすかはなんとなく知っていました。父の遺伝子か、農家の祖父の遺伝子かはわかりませんが、園芸は楽しいと感じる今日この頃。園芸によって入所者の生きる意欲、生活の活力になってくれたらと思うようになりました。

 施設にある中庭。その入所者が一番目にし出入りできる場所に、庭木が生い茂り、花が咲き、小鳥が行き来する。そんな場所があれば、きっと入所者が外に出たくなり、季節を感じ、生きる希望を持てるのではと思っています。

 一朝一夕にはできないことはわかっていますが、いつかそんな中庭ができあがり、入所者の笑顔が見れる日を信じている今日この頃です。

次回予告 介護のお題 「情熱と現実の間」 ってことで。

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介護のお題「一年」

 約一年ぶりの更新、びっくりです。久しぶりに自分の記事を読んでみて、「あ~あの時はこんなことを思っていたのか」とちょっと恥ずかしく思いました。お気に入りリンクにあるブログの方々は、元気でいらっしゃるのでしょうか。

 この一年を振り返ると、自分があんまり成長していないことに気づきました。一年前にはこうしたいと思っていたことが、まだできていない。悲しいですが現実ですね。「継続は力なり」って私の父は言いますが、継続していないとできるものもできないのですね。

 嫁さんに「ブログ見てたんだ~」って話したら、ちょっとだけでも記事を書いたらって言われて、記事を書いている次第です。介護に関してはたくさん書きたいことがありますが、なんでこの一年記事を書かなかったのだろうと、ちょっと反省しています。「ハンゲー」やってる嫁さんを時々椅子からどかして、記事を書いていきたいと思いつつ、「どうせ飽きるでしょ」と心の中の悪の自分がささやいています。

 介護のお題として「一年」と題しているわけですから、介護にそった記事にしなくてはなりませんね。

 一年という時間は私のような30そこらの若者(?)にとってはたかが一年。でもお年寄りにとっては、特に特養に入所している方にとっては大きく変化する一年です。昨年いた入所者も今年はいない。悲しいことですが現実です。いろんな出会いや別れを経験してきましたが、いつもこのことを考えると思うのが、時間の大切さです。

 中学の担任の先生にもらった色紙には「光陰矢のごとし」と書いてありました。むかしからマイペースな性格で、何でものんびりやることが多かったように思います。この一年間こんな自分が、自分がお年寄りにベストな介護をしてきたかといえば、そうではないと思います。もっとこうすれば、この方は亡くならなくて済んだのでは?ってしょっちゅう思っています。

 去年一年間、自分がもっともっとがんばれば、みんなもがんばれば長生きできたのでは?もっと幸せな生活が送れたのでは?って思います。

 一年という時間は本当にあっという間。あわただしい介護の現場でどれだけ濃密に入所者とともに時間を過ごせるか。

 入所者にとっては一年はとっても大切なのなだと、改めて感じました。

 次回、必ず更新するぞって意味で予告。

 介護のお題「園芸」ってことで。

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ドリームメーカー

かなり久しぶりの更新。最近の近況を。

介護主任が辞めてから、自分なりにいろいろ考え悩んできました。果たして自分になにができるのだろうと、日々考えながら行動してきました。

最近は、そんな悩みも落ち着き前向きに仕事に取り組んでいます。一歩踏み出す事がこれほど難しく、しかし簡単なのかと思っています。

というのも、心の中で一つの答えみたいなものが見つかりました。まず、やってみようと考える事。筋を通すところは通し、何でもやってみる事が一番ですね。

そして、自分の仕事は「ドリームメーカー」なのだということ。夢をかなえる人なんて大げさなことではない。日々のほんとに小さな利用者の訴えや希望を受け止め、それを叶える。そのことに今やっと気づいた、いやそう感じています。

なかなか自分の思い通りにはならないけど、じいちゃん、ばあちゃんの、職員の小さくて大きな夢をかなえようと思ってます。

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お詫びと最近の近況を。

更新できていないことを先にお詫びいたします。

自分の施設の愚痴をこの場を借りていろいろ言ってきた私ですが、更新できない理由を言い訳のように言わしてください。

ネットの世界は広いといえど、介護のブログは多いといえど、なかなか施設のことを根掘り葉掘り公開することは、責任が重大なのではと感じていました。

もし、このことが会社に知れたら首は間違いないだろうし、会社には悪い人ばかりではないのです。そんな事をいろいろ考えると、ここで公開できることってとても少なくなってしまって、パソコンの前に座れなくなるのです。

最近、上司がやめて、会社は大きく変わりつつありました。施設のトップにも現場を理解してくれそうな方が就き、委員会の活動などは以前より格段によくなりました。人不足は相変わらずですが、希望の光が大きく輝いている状況です。

しかし、上司がやめ、自分がそれに近い立場に立ったとき、思うように動けない自分がいます。施設を守る責任や自分を守ろうとする傲慢さが、正しい眼差しを曇らせます。

なにが正しいのか、正しくないのか、それすら悩みます。というか、なにができるのか、できないのか、という考えになってしまいます。できないから保留にしておく。これならできるから答えは灰色。中間の答えが多くなってくるのを感じます。

一歩一歩前に進めばいいと人は言いますが、その一歩が果たして正しいのか。そう考えてしまい、なかなか一歩が踏み出せません。

非常に抽象的な文章になっていますが、こんな曖昧な感情に支配されてるのが今の私の現状です。

これからも、できるだけ更新はしていきたいですが、また次がいつになるかはわかりません。無理せずやっていきたいですね。

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介護のお題 「ゴールデンウイーク」

久々の更新。ゴールデンウィークも終わりですね。私も嫁の友達の家にバーベキューをしにいったり、結婚式にお呼ばれしたりと、仕事の合間になかなかイベントのある一週間でした。

もちろん、特養にはゴールデンウィークなどというものはありませんね。24時間365日職員がいなければなりませんので、正職員は特に出勤しなければなりません。私もその一人。特に苦にはなりませんが、たまに一週間ぐらい休みたいな~と思うこともあります。

この時期は利用者が減るか増えるかといえば、いつもと同じです。休みの間自分の親と一緒の時間をすごしたいと家につれて帰る家族もいれば、休日を旅行をしてすごす為に施設に預ける家族もいます。事情は何であれ、それにお答えするのが施設です。

しかし、いつもと違うといえば、施設に来る家族の数が増える事。いつもはなかなか来ない家族も、孫やひ孫を引き連れて来ます。認知症で子供の顔もわからなくなった利用者も、赤ちゃんの顔を見たとたん、笑顔で溢れます。久々の面会に笑顔を見せない入所者はいません。そんな入所者を見て顔がほころばない職員もいません。

ゴールデンウィークは様々な家族模様が行き来します。入所者にとって黄金週間は、家族と一時会える、かけがえのない一週間なのかもしれません。

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私の取り組み 「特養ツアー」

今日は6連勤明けで、やっとの休み。(たいしたことないですね) 疲労がピークを迎えていて、今日も休みで出勤して仕事をする予定がすっかり寝過ごしてしまいました。まぁ、別に仕事しなくても次の出勤の時にやればいいさーと思って、嫁と一緒に桜観光に行ってきた次第です。

Dsc01515_1  今日は自分の勤めている特養とは違う、他の特養に見学に言ってきた話を。最近、会社で他の特養を見学に行こうという話が出て、「これはいい機会だ」と職員5人で見学に行ってまいりました。昔から他の所は同じように苦労しているのだろうか、良い介護を実践している所はあるのだろうかと思っていました。なかなか、見学に行く機会も度胸もなく5年以上が経過していたので、非常に楽しみでした。見学したのは2施設。その片方は地域内でもレベルの高い施設運営をしているところだそうで、何とかその一端でもいいから学びたいと思いました。

で、感想を。見学先の職員さんに質問する内容を事前に考えていなかったので、効率良く情報を引き出せなかったのですが、まず、新人教育と業務面。病院が母体でできた特養ということで、研修制度が充実していました。入社してから5日間は新人研修があり、そこである程度の知識、技術を学びます。これは普通の会社だったら当たり前ですね。その後も先輩職員につきながら教育を受けつつ、研修会に参加していくようです。病院のすぐ近くということもあり、そちらの研修会にお邪魔する事もあるようです。

また、カンファレンスや各委員会活動も業務時間内に終わるそうです。もちろん研修会も。私の施設ではとても考えられない事ですね。非常に効率よくシフトや予定を組んでいるようです。

そして、ケアプランの作成や施行、各情報の共有や記録などもちゃんと行っているようです。ケアプランはケアマネージャーが主導で作っているし、カルテなども電子化が進んでいて、効率化されています。私の施設とは正反対って感じでしたね。

ここまでの話だけ聴くと、「最新の設備や機能を持った施設」って感じですが、実は築25年以上たった古い施設。居室は4人部屋だし、天井や廊下も狭い。ハード面では私の施設の方が新しいのです。もちろん内装は新しくなっていましたが、現存のハードをソフトでカバーしているのです。平均介護度も4ぐらいで、全国平均より高いし、職員の人数も常勤換算で私の施設とほぼ同じ。努力でできるのだと思いました。

また、すばらしいと思ったのが、地域社会との関係。地域のアーティストが展示会を開いているし、ボランティアも延べ人数で年600~700名ほど受け入れているそうです。地域の人が持ってきてくれる、見頃になった花が玄関にあります。

多少なりとも、違いはあるにせよ私は自分の施設でもできなくはないのだと感じざるを得ませんでした。私も身の丈をわきまえつつ、自分のできることを少しずつ、確実に行っていけば良い施設になるのだと思いました。

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私の取り組み 「家庭訪問」

イヤー今日は寒かった。桜の花も花冷えで、雨のおかげで結構散ってしまいましたね。明日は5時起きで仕事なので、早く寝ないといけません。早起きは何歳になっても大変です。

以前にケアマネと実態調査に行くと言っていましたが、私の勘違いで、実態調査ではなく、訪問調査でした。介護保険制度やその仕組みなどは、私の苦手な分野なので困ったものです。

Dsc01488_1  では、行ってきた感想を。実際に3件ほどのお宅を訪問しました。場所は私の通勤路周辺で、ひとり暮らしのお年寄りを訪問してきました。失礼のないように、あまり脇から口を出さないように、物静かにしていました。最近の生活状況やお体の具合、家族の話や心配事、施設や病院、保険制度の案内などをしたわけですが、まず驚いたのはケアマネって知識が豊富でないといけないこと。お年寄りの質問に的確かつ迅速に対応しなければならないので、大変ですね。一緒に行ってくれたケアマネさんは、まだ経験は浅いほうだと本人言ってましたが、それでも私の目から見たら頼りになるすごい存在に見えました。実際にお年寄りの方もそう思っているはずです。やりがいのある仕事であると思いました。

そして、自分の通勤路から一本わき道にそれた、身近なところに介護を必要としている方などがいる事。介護の仕事をしていながら、自分ごとではないような遠い感覚だったので、恥ずかしながら驚きました。高齢化社会を身をもって感じました。

保険制度の矛盾点も感じました。施設としては月に何十件も訪問しないと、利益を上げられないので、一件当たりの訪問時間は限られたもの。ゆっくり話を伺いたいのに、早々に切り上げて次の訪問先へってこともあるらしいです。市からもらえる報酬は5分でも1時間でも同じ額なので、決められた限度の件数をきっちり回ることがノルマのようになっているようです。それもなにが「福祉の皮をきたビジネス」って感じで嫌悪感を覚えました。

しかし、ケアマネさんはほんとに親身になって話を聴き、悩みを解決してあげたいと頑張っていました。私も出されたお茶や菓子を食べながら、時々笑い、考えさせられ、経験させてもらいました。3件ともおばあちゃんでしたが、ほんとにいい人ばかり。なぜこんなにいい人たちが苦労しなければならないのかと、思い考えさせられました。

次は、他の施設にお邪魔して、自分の施設とどう違うのか感じてきたいと思います。

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介護のお題 「4交代シフト」

春本番! 花見の施設行事も無事終わり、嫁ともプチ花見に行ってまいりました。地元では名所とされている桜多い山を5分咲きの桜を見ながら、チョコバナナを食べてきました。花粉症の私には厳しい季節ですが、お年寄りにとっては寒い冬から暖かい季節になって心身ともに楽な季節のようです。陽だまりで日光浴をする姿が、忙しい仕事を忘れさせてくれます。

私の特養に限らず、介護施設では24時間営業な訳で、交代勤務は当然です。パートさんや夜勤ができない人を除いては、4つの勤務時間を不規則にこなさなければなりません。そうなると、1週間ぐらい顔を合わせないすれ違いシフトの人が出てきます。「おー久しぶり!!」なんて言葉は結構聴かれます。別に休んでいたわけでもないし、嫌いで会いたくなかったわけでもありません。シフト上そうなってしまうのです。

だからといっては言い訳になるかもしれませんが、意志の疎通統一は大変です。様々な情報が飛び交う介護の現場は、知っているかが命。「連絡帳」などノートを使って情報の共有化をしますが、なかなか文章を読むだけでは飲み込めないし、忘れる。それに「気持ちが一つにならない」のです。何かに取り組もうとしても、気持ちの面で温度差が出てしまって、取り組みをやる人、やらない人が出てしまう。これは宿命なのかもしれません。

シフト作成は、大変そうです。まず、「希望休」をとり、それをまず組み込んでから「夜勤」「早番」など重要なシフトを入れていきます。余った空欄に日勤を入れ、パートを組み込む。そうすると自然に完成するわけですが、このままでは長期勤務になってしまったり、経験不足の職員ばかりになってしまったり。会議などの予定も考えつつ、調整して完成するわけです。

シフト作成の時にネックになるのが、「希望休」。私の施設では「3日」希望休枠があるので、休みが重なると大変です。実はこれが「人手不足」の一因だった事に最近気づきました。人はいるのに、日によって手薄な日がある。会議やケアプラン作成の時間が取れない。シフトが不安定であるから、時間を効率的に使えていないのです。もし、希望休をとらなかったら、一週間に一度は、一時間程度のカンファレンスを「業務時間内に」開けるし、ケアプランの作成や事務も「業務時間内」にできる可能性があるのです。

4交代シフトのせいで、みんなの気持ちがバラバラ。これからドンドン増える仕事。みんなの協力を得て、みんなが正しい時間内に仕事を終えれるように、シフトを作ってほしいものです。

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施設の取り組み 「新しい風」

最初に謝罪。私の怠け癖が出てしまって、ブログの更新が大変遅れてしまいました。申し訳ありませんでした。まとまった時間を取って記事を書きたいと思っていたのですが、なかなか取れずにいました。

ブログを書かないうちに、施設ではいろいろなことがありました。これからそのことを少しずつ書いていきたいと思っています。

4月は人事異動や入社、退社がある季節。私の施設にも新しい職員が多く入ってきました。また、同じように去っていく人も多くありました。そんな中で、施設長の次のポストが空いていたこともあり、そこに年配の職員が入ってきました。他の施設で結構な役職についていたような話ですが、見た目はとても優しそうな人でした。

施設にきてからすぐに、施設を見てまわったり、各部署の職員と会話したり。今まで「お偉いさん」がこんな事をすることはなかったので、「この人は結構現場見てくれる人なのかな~」なんて思って、第一印象はかなり良かったです。この人なら、現場の職員の話を聞いてくれる、現場を優先して考えてくれる、そういう期待がありました。

それから2週間ほどすぎ、私を含め介護リーダークラスの人に話があるとのこと。「おっきたな」と思い、期待しながら、施設長とその人と3人で部屋へ。

  •  ○○さんと△△さんと・・・で介護リーダーとして頑張ってもらいたい。
  •  現在の職員の人数と、法的に定められた介護職員数、その全国平均。
  •  法的に定められた委員会の活動を頑張ってもらいたい。
  •  現在の施設の収益状況。

などなど。ようするに、現在の施設のおかれている状況と頑張ってもらいたいとの、その二つでした。で、私の感想は主に二つ。

  •  このように施設長が現場の下の職員と話し合う場はほとんどなかったので、このような場を設けた事は良い事だと思う。
  •  こちらの意見を聞ような素振りは見せなかったので、また現場を見ないで一方的に意志を伝えるだけなのか。

どうも、現場の置かれている時間的、人的、精神的状況をよく知ろうともしないで「改革」を行っていくようです。特に委員会の活動は、必要だと思っていましたが、活動するにしてもきちんとした時間を確保していただかないと、また残業が増えていくだけです。あれもこれもと「改善」していかなければならない事は多くありますが、一度に「改革」で片付けてしまおうとするのではなく、計画性を持って、建設的に、時間をかけて「改善を少しずつ」やるべきです。

しかし、この事は良い傾向だと思っています。特に私の担当する棟のケアカンファレンスに、施設長とその人が話しに来た時は驚きました。私の上司の介護主任でさえ、ケアカンファレンスには顔を出しません。みんなが一同に会する場で、施設としての意志を伝える。そんな事は今までありませんでした。少しずつ何かが変わっていくような感じがします。また少し希望が見えるようです。

質の高いケアができるように頑張りましょうと、みんなの前で言う事がなかった施設。どうしても時間がないとか、人がいないとかという言葉で何事も片付けていた昔。もしかしたら、みんなが笑顔で働けて、利用者の笑顔がたくさん見れる施設になるかもしれません。

良い施設になるために、新しい風が今吹いています。

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介護のお題 「NHK 介護の人材が逃げていく その2」

暖かい日が続き、桜の開花も少しは早まるかな~と思う今日この頃。久しぶりに車を洗車し、久しぶりに休日をのんびりまったりしました。仕事の方は、介護業務で手一杯な上に、まだまだ仕事が溜まっている状況で、諦めの境地に達しそうな勢いです。

Dsc01504 人のやる気とは、目的や目標があることで生まれてくることが多いと思いますが、それは人それぞれ。大きな夢がある人は、それに向かって歩いて行けるし、なにも夢がなくても、日常のちょっとしたきっかけで小さな夢や目標ができることもあると思います。

今現在の自分は、目標が大きすぎて、どうしようかと困っているわけですが、これもまた、日常のちょっとした励ましや、歌や、行動が少しずつ自分を動かしているわけです。自分を動かすきっかけは、いろいろあるのです。

施設を利用している半身麻痺の60代前後の若い男性利用者が退所する日、私は荷物をまとめようと居室へ。自動採尿器を使っている方なので、荷物をまとめるのに時間がかかるからと早めに行ったら、それがないのです。本人に聞くと、

あれはもう使っていないんだ

と話すのです。そうなんだとあたりを見渡すと、いつも使っている湯たんぽもない。電気あんかに変わっている。なぜだろうと訳を聞くと、

NHKスペシャルで放送された ~介護の人材が逃げていく~ を見た

と話すのです。介護職の方には迷惑はかけられないと思ったし、自分でできることはなるべくやるようにしたのだと話します。夜使っていた採尿器は使わず、トイレに行ってしているそうです。排尿の時間もメモをとり、自立してきたいと思っているそうです。

なんと!!今まで変えなかった生活を変えようとしている。自立しようとしている。

私は嬉しい反面、複雑な心境になりました。自立を働きかけるのが自分たちの仕事。自分の力不足を思いながら、「自立心」のきっかけが、あの番組なのかと。同情されてしまった。確かに介護職の給料や処遇は厳しいけど、なんとも言えない心境になりました。

自立しようと思ったきっかけはどうであれ、本人にとってプラスにはかわりありません。でも、私にはどうも不に落ちないものがあるのです。それがなんなのかはわかりませんが。

皆さんはこれをどう思いますか?できたらコメントください。介護する方だけではなく、介護される方にも余韻を残した番組です。

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介護のお題 「残業」

今日はダブル投稿!!(更新が遅れ気味なので) 実のところ、最近落ち込んでおります。まぁ「自分勝手」な悩みなのですが、人の成長を優先する自分の性分、いろいろな事を体験し成長してほしくて他の人に「会議」やちょっとした「決定権」みたいなものを譲ることが多いのですが、いざ自分に話が回ってこないとちょっと「疎外感」みたいな感覚に陥ります。ごく最近も会議の出席を譲ったのですが(シフト上で)、会議の内容の話がまわって来なくて寂しい感覚におそわれました。自分勝手ですね(笑)

Dsc00416 会議や介護業務の他の仕事(今はマニュアル作成とか、委員会活動とかケアプラン作成など)は、業務時間内にはもちろんできません。そうすると、時間外にやるしかないわけです。この仕事に携わって初めのころは、自分の仕事をこなすスピードが遅いからと思って、一生懸命に「残業」でも「持ち帰り残業」でもやってました。いつか、自分が成長する事で何とかなるのだと思いつつ。

しかしながら、「介護業務(本業)」をやりつつ、「事務的な業務」「補助的な業務」をやることは不可能なのです。介護業務は対人件費で効率が良いように出来上がっているので、何かほかの事をやる「余裕」はまったく無いといっても過言ではありません。「余裕」があったら、利用者と会話したり、掃除や整理整頓をするべきだし。「余裕」という短時間でできる仕事には限界もあります。

そうなると、ケアプランの作成調整や上記の事務的な業務などは「残業」で片付けるしかないわけです。日勤、夜勤問わず残業します。残業をしない人は家に仕事を持ち帰ってします。かといって仕事を拒否する人は上司からの評価が下がります。上司は別に残業を指示しているわけではないので、「残業手当は出ません」。出たことがあるのが、夏祭りの時に一度だけかな。それでも微々たるものです。

儲け重視の施設運営と言います。介護ビジネスだと言わんばかりに、入所率にこだわり、人件費を削減し、施設長は介護部署に対して定時で帰るように業務を組めといいます。介護施設グループは拡大を続け、臨時職員という肩書きで安い労働力を入れる。ビジネスならば、残業手当は出すべきです。労働力に見合った賃金を支払い、経営を成り立たせるのが経営手腕。右ならえの手抜きの削減ばかりして、堂々と大手を振って歩いている経営者。私はなぜこんなに残業して頑張っているのか。経営者のために頑張っているのではないのです。「せめて自分のできることを精一杯利用者のために」。そう思って頑張っているのに。

新人職員に仕事を教える時に、私はなんと言って「残業」を強いられる仕事を伝えればいいのでしょうか。忙しそうに、疲れた顔で残業をする職員に「お疲れ様です」と言う自分自身。「お先に失礼」をなるべく言わないように、最後まで残って仕事をする自分。やる気と責任感だけが仕事の糧となっている今の現状に、時々嫌気が差す自分です。

追伸 そんな時に耳に入ったあの曲、ミスチルの「彩り」。僕の単純作業がまわりまわって目の前の人の笑顔になる って歌詞だったかな。いいっ!! モノクロな自分を彩ってくれる良い曲です。ぜひ一度聴いてみてください。ちなみに私は、アルバム買っちゃいました。

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私の取り組み 「実態調査」

はい、疲れてます(笑) ちょっと前まで「やる気モード全開」だった私は、自分なりにいろいろと頑張って「パソコン教室」やら「新人職員がやった勉強会」やら、「マニュアル作成」やらやら、もー「準居担のマニュアル作成」などなど気合入れっぱなしでやったものだから、疲れてます(笑&悲) 

Dsc00415 さてさて、前に記事にした「ケアマネと一緒に実態調査に行く」計画。やっと実行に移せます!!明日、3月21日に行ってまいります。やっと・・・やっとスケジュールが合いますた。

まあ、ただ付いていってどんな感じか見てくるだけですが、世間知らずな私にはとても経験深いものになると思っています。ちょっと緊張してます。家族の方に失礼のないようにしなければ!

在宅で介護を頑張っている方の「空気」みたいなものを感じれればいいな~と思っています。まだまだ、世間を知らない蛙ですが、少しでも家族の気持ちを感じれればいいな~。

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介護のお題 「NHK 介護の人材が逃げていく」

本日は、「マニュアル作成」と「委員会の開催」で夜勤明けで残業し、くたくたです。軽く24時間は仕事しちゃいました。かといって、明けで仕事をしても効率が良いわけではないので、あまり進んでいないですね。

さて、新人教育、離職率の記事などで載せた通り、現場は人手が足りないのはもちろん、離職率も問題になっています。そういうわけで、ブログを検索してみるとNHKスペシャルの記事に目がとまりました。

3月11日に放送されていたようですが、私は見れませんでした。その内容は介護に携わるひとに大きな衝撃を与えたようです。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/070311.html

https://www.nhk.or.jp/special/rerun/index.html

実際に放送は見ていませんが、他方のブログ記事をみて共感というか実感する部分が非常に多かったので、リンク貼っておきます。

実際に介護施設で働いている身、切実な問題です。再放送を見たいと思っています。

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介護のお題 「食事 その2」

この冬一番の寒気が日本にかかり、北日本で雪や風が厳しかったですね。私のところもとても寒い一日でした。この前銀行に行ったとき、「桃の花」が無料で配られていたので、「あぁ~春が着たんだな~」と思っていたのに、冬に逆戻り。花見の行事前なのに困ったものです。

最近、とても嬉しい事がありました。食事が取れなくなってきた施設のあるおばあちゃんが、再び食事を取るようになってきたからです。その話を職員に聞いた家族が、とても嬉しそうに笑顔で話をしている姿、夜勤明けで遠くから見ながら、「この仕事してきて良かった」と思える瞬間でした。そのおばあちゃんは、実は私の担当者。食事摂取量が少なくなってきて、いろいろとあったわけなのです。

Dsc00449 認知症重度です。今年に入って、いつも食事を全部食べるおばあちゃんが、食べなくなってきました。よくカルテを見てみると、どうも波があるようで「まぁ~心配ないか・・・」と観察止まりでした。しかし、最近急激に食べなくなり、体重も一ヶ月で4kgダウン。「やばい」と思った私は、看護師に相談しました。

口腔内の状態は特に問題ないし、なにか体調が悪いとかあるかもしれない。」等など・・・回診のときに先生に診てもらいたい事を伝えました。それがどう間違ってか、ある日、家族を交えて「将来、経管栄養になる可能性」の話になってしまっていたのです。

なぜっ!!!??」とビックリしてしまいました。まだ、食事形態を変える手も残ってるし、まだまだ手はあるのに。先生もなにを言ってるんだか、よく診察しないのに結論を急ぐ必要があるのかと、憤りを隠せませんでした。

俺が絶対経管になんかさせない!!」と自分の持っている知識をフル動員しました。観察を行い、自分が出勤の時には食事介助を付きっ切りでやりました。その結果、ご飯以外はすっかり食べてくれる事が判明。なぜ突然そうなったかはわかりませんが、ご飯を食べるとどうも食事が進まない。でも、ご飯に手をつけなければアッサリ食べてくれることがわかったのです。カロリー的にはちょっと足りない感じかもしれませんが、そこは違うもので補ってやればいいわけですから、よかったーーって感じです。

私の施設では、経管栄養とミキサー食の間の「導入食」的なものがありません。経管から経口摂取に移行することは、施設始まって以来あったことがないようです。特養だからしょうがないと口をそろえてみんなは言いますが、私は経管から経口へのきちんとした道があることは大切だと思います。選択肢がなければ、可能性があっても無にする事になるからです。

今回の事件は、また「食事」という人間の大切な行為を改めて感じさせられた事件でした。安易に経管にしてはいけないし、私たちの介助技術や知識がその人の「人生を劇的に変えてしまう」ことになる事を感じました。

しかし、ホントに良かったよ~。

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私の取り組み 「準居室担当者制」

ふ~~っ やっと仕事がひと段落しました。「行事」やら「ケアプラン」やら「居担会議」やらで、非常に切迫感のある月末&月初めでした。

なかなか、疲労とストレスでブログに向かう気力がありませんでしたが、今年の目標の一つでもあるので、頑張って更新していきます。書きたい事はまだまだあるのでネタには事欠きませんが、のんびりやっていきます(笑)

最近、世間で言う「ケアカンファレンス」にあたる「居室担当者会議」がありました。月一度の定期的な会議です。自分の担当の利用者の生活状況や課題、ケアプランの施行結果などを話し合う場です。私の施設では、職員一人に対して平均5名の利用者を担当としてもっています。それでも今は少ない方。「ロングステイ」(長期利用者)が最近少なく定員を下回っているからです。多いときには6,7名になる事もあり、今後そうなることが予想されます。

Dsc00397 以前に書いたことですが、私の施設では「新人職員の高齢化」が進んでます。それにともなって、夜勤をやっていただける(もしくはできる)職員が減少し、同時に「担当者」をもっていただける「職員も減少」してきているわけです。担当者をもてる職員(正職員や若い職員)は「月平均7回の夜勤」を強いられ、日中の担当者の様子を見る事も難しくなってくるのです。

そこで、私が考えたのが、「準居室担当者制」。担当者をもっていただけない職員を基本的に対象とし、「居担業務をサポート」していただこうというシステムです。カルテ管理や身の回りの環境整備、日中の様子を観察したり、会議で決定した処遇施行を主導的にしていただいたり。居担業務の職員「負担軽減」と「サポートを通じての新人教育」、そして「サービスの充実徹底」を一挙にできると同時に、今後予想される「人件費削減による正社員削減」にもなんとか対応できると思っています。

特に「サポートを通じての新人教育」は、一度に膨大な業務を教え込む今までの教育から、実際に業務をしながらの、「足元が見える階段」を一歩一歩成長できるものになると思っています。

また、「サービスの充実徹底」も、今まで「私は関係ない」と思っていた「居担業務」に関わる事で、「自分もサービスの一端を担っている」と思えることで深い関わりを持てるし、それにより、サービスの質が向上していくと思ってます。

なんか、難しい話になってしまいましたが、このシステムがうまくいくように頑張っていくつもりです。これがうまくいったら、パートの方にも適用できたらいいなと思ってます。みんなで良い介護ができるように、全員参加で良い施設にしたいです。

追伸 なかなかケアマネとスケジュールが合わなくて、「実態調査に行ってみる」計画が実行できません(悲)早く行きたいです。

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介護のお題 「業務」

さて、久しぶりの更新で申し訳ない気持ちでございます。3月といえば「ひな祭り」でして、私の施設でもひな祭りにちなんだ「行事」が行われるのであります。私も3月行事担当者と言う事で、準備や打ち合わせがあり、それとは他に「マニュアル作成」と「パソコン教室」の準備、そして「ケアプラン作成」と「居室担当者会議」の準備、そしてそして「新しい担当者制」の検討とやることいっぱいなのです。まぁこれくらいの仕事はいつも潜在的にあるので、もう驚かないのですが、コツコツとやるしかないけど、少々あせっているところです。

Dsc01502 これらの仕事は、もちろん勤務時間内にはできないので、家に持ち込んでやるか、残業してやるしかないのです。「業務」中にはできないのです。残業手当などないのが当たり前の世界。職員の善意というか、責任感というか、そんな人のココロの力で施設業務は回っているのが現状だと思います。

通常の介護業務でも手が足りません。十分に利用者の話も聞けない風土になってしまうのが施設。座って利用者とのんびり喋っていると、「サボっている」と思われる風土です。利用者にはデメリットな部分が多いのに、どうしても仕事が回らなくなると、「業務優先」になりがちです。

かといって、「業務優先」が悪いわけではありません。利用者を平等に介護する為にはどうしても必要になりますし、事務的なこと(介護日誌やケア記録など)もとても重要です。効率を上げないと、多くの利用者に手が回らないですし、余計な仕事が増えてますます利用者に手をかけられなくなります。「業務を効率的に行う」ことは、「介護の時間を稼ぐこと」になるのです。

私のような施設職員は、こんな葛藤の中で介護をしています。だからしょうがないと諦めているわけではありません。私もいろいろと介護主任に提案をしてます。業務を回しつつ、できるだけ利用者と関われる、そんな夢のようなシステムはできなくは無いと思ってます。もちろん、残業ゼロは難しいと思いますが、減らすことはできると確信してます。

一朝一夕にはできないですが、これからも頑張っていきたいです。「今忙しいから」という言葉を減らせればいいなと思っています。

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介護のお題 「介護福祉士」

実のところ、私は「介護福祉士」でございます。前の記事で書いた通り、福祉系の学校を卒業していない私は、実務経験を積み、「介護福祉士を受験」し資格を取得したわけです。しかしながら、実際に「介護福祉士」としての知識や技能が十分にあるかと言えば、自身がないのが本音です。教科書に載っている知識をすべて把握していないし、「特別養護老人ホーム」という私の職場から出たことのない「世間知らず」なもので、知らない事のほうが多いくらいです。「介護福祉士」という肩書きが重くのしかかってくるときがあります。堂々と「資格をもっています」とは言えないのです。

かといって、「国家資格」に合格しているわけですし、それを名乗って仕事にしているわけですから、怠けるわけにはいきません。自分なりの方法で勉強したいと思ってますし、これからいろいろとやっていきたいと思っています。資格を持っている人は、大なり小なりそんな感情はあると思います。

Dsc00305 今はまさに、「介護福祉士」の受験シーズンですね。私の施設でも、正社員だけでなく、パートの方も受験している人が結構多いです。筆記試験が終わり、明暗が分かれてしますが、私なりに一つ疑問があるのです。それは、「介護福祉士」に合格することって何?ということ。ある受験したパートのおじちゃんの話です。

とても元気で、酒を飲まなくても↑ハイテンションなパートの人がいます。でもチョット問題があります。ココロはやさしいのですが、考え方が利用者本位でないところが多く、大雑把に介護する傾向があるのです。食事介助も2/3程度利用者が食べた片付けてしまうし、入浴介助も適当に洗うだけ洗って、頭からシャワーを浴びせつける。おむつ交換も早さばかり気にして十分に清拭していない。気遣いというか、思いやりをもって介助する技術が足りないようなのです。

そんな彼が、「介護福祉士」に合格しそうなのです。合格したら、今までやっていた介護を肯定することになるんじゃないかと思っています。間違った自信につながらなければ、と思うところがあります。

私もまだ未熟なところがあります。合格したのは運が良かったと思っています。合格者に言いたいのは、資格に見合ったスキルを持つ為に、向上心を持ってほしいと言う事。「資格を名乗る資格」が自分にあるかどうか、今一度、自分自身に問いたいと思いました。

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施設の取り組み 「介護主任の改心」

さて、私も愚痴ばかりではなく「前向きな取り組み」も記事にしなくてはなりませんね(笑)

介護の現場は困った事も多いですが、どこでも「希望」をもって前向きに介護していると思います。私の施設は「自慢」できる施設ではないし、自慢できる所も今のところないです。でも、それは逆に「改善できる」点がたくさんあり、「やりがい」があるという事でもあると思っています。私自身、怠け者なのでなかなか実行に移せないのですが、体を壊さないように、ストレスをためないようにやっていきたいと思っています。

Dsc00021 過去の記事で酷評している、我が直属の上司の「介護主任」ですが、最近は不機嫌になる事も少なく、結構前向きに考え行動しているようです。というのも、私の提案で介護主任には夜勤以外の現場業務には「一切入っていただかない」ことにしたからかもしれません。今までは、現場業務と主任業務を兼務し、とてもじゃないが改善することなんて考える余裕はなかったと思います。~現場側の意見をまともに聞いたり考える時間も体力もないんじゃないか~ と感じ提案したわけです。主任にいくら「改善案」を提出しても、確認が必要な書類も、いつまでも「ほったらかし」でした。自己犠牲の精神が強いのか、何でも自分で抱え込んでは自滅し、そのくせ計画的に仕事をしようという気は感じられなかったのです。思い切って、現場の人も十分な数ではないが、「主任業務に専念」していただき、その結果、主任なりに「いろいろ考える時間を与えてくれてありがとう」と言葉を漏らすほどになりました。

その結果というわけではないですが、主任はあらゆるものの「マニュアル」を作成しています。私の施設では、既存の古い「業務マニュアル」はあるのですが、以前にも記事に載せたとおり「職人的教育」を重んじていました。その結果、古い情報と新しい情報が混同し、十分に教育できない状況が生まれました。その場その場で仕事の方法が違い、マニュアルで決められていないものに関しては、口伝えで教えていました。「新人教育」を改善する一歩として、「マニュアル作成」をしたいとの話があったのです。

マニュアルは、あくまでマニュアルですが、前向きに取り組もうとしている「主任」の姿を私は、「やっとやる気になってくれた」と感激しています。(単純かな) また、過った道にそれないように見守りながら、主任をバックアップしていくことに決めました。マニュアルの話以外にも、新人教育や委員会の話もみんなでしました。久しぶりに有意義な会議でした。こんな会議がこれからも開けたらいいなと思いました。

人は時間と体力に余裕があれば、できないものもできる様になると感じた瞬間でした。自分はまだ余裕があると感じたとき、余裕がない人を助けてあげれば、その人はできるようになるかも知れない。そう感じた私でした。

これから、私も「マニュアル作成」という目標に向かって忙しくなりますが、漠然とした「嫌な忙しさ」ではない。希望がある忙しさは心地よいものです。一度には無理な事も、明確な目標があればそれに向かっていける。人の強さはそこにあるのかもしれません。

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介護のお題 「ノロウイルス」

ノロウイルス」が世間ではやっていたチョット前、私の父が牡蠣を買ってきました。思わず、「なんで牡蠣を食べてんだ!!」と怒鳴ってしまいました。それには、家族も嫁もビックリ。感情を抑えられなかった事を今では反省しています。なぜ、そんなに感情を表に出してしまったか・・・。実は施設で「ノロウイルス」による集団感染が発生していたからなのです。

今では、マスコミもあまり題材に取り上げなくなったようですが、12月から1月にかけて老人施設での集団感染が取り上げられていました。私の施設でも騒がれ始めたころから、注意を呼びかけるなどの対応はしていましたが、具体的な予防策などは検討することもなかったのです。それではイカン!と思った私は、実は感染症対策委員会の委員。委員会とは言っても、委員は現在「看護師」と私の2名・・・。でも、やらないと始まらないと思ったわけです。施設ケアマネもココロよく了承してくれ、検討を重ねた結果、予防策として「嘔吐時対応マニュアル」と「感染発生時の対応マニュアル」を作る事ができました。

しかし、その直後、嘔吐した方が出てしまったのです。マニュアルは実際に行ってこそのもの。嘔吐に慌てた職員が、吐物を手袋やガウンを着けずに処理してしまったのです。あとはご想像通りに、一日平均で1~2名ずつ感染者が増え、ピーク時には職員、利用者合わせて約20名前後の感染者数となってしまいました。

_1 感染者が出てからは、大忙し。感染者は人によっては、最初の嘔吐から複数回嘔吐します。そのたびに、吐物の処理と、周辺の消毒を行わなければなりません。便の取り扱いにも吐物以上の注意が必要です。感染した職員は休み、ただでさえ少ない職員なのに他の事に手が回らなくなります。手が回らなくなれば、感染予防のための手技もミスが出て、新たな感染の原因になります。まさに悪循環!!日勤はともかく、夜勤は地獄と化しました。

私は、介護主任に提案しました。

感染予防のための手技を確実に行ってもらう為に、研修会を開くべきだし、同じグループからの職員増員を一時的に行ってほしい。看護師も夜勤帯にいてくれれば、的確な処置ができる。

もちろん、答えは返ってきません。そんなものです。生活相談員も介護主任も看護師長も消極的な保身ばかりアピールして。その場その場でいろいろな対応策が生まれ、現場は混乱していました。挙句の果てに、「保健所」への報告義務があるはずの「感染者10人以上」になっても、報告せず・・・。委員会開催時には「施設長も看護師長も介護主任も欠席・・・」。委員会ってなんなんだ?!上の人は上から指示を出すだけで、現場のことを考えてくれません。なんとか、穏便に済ませたいという考えが見え見えでした。

なんとか、感染は1月中旬には収まり、約1ヶ月で収束を向かえたわけです。結果よければ・・・とは言いますが、誠意ある正しい方法が取れなかったのかと言えば、そうでもないと思っています。施設は家族から大切な方を預かっているという「責任」があるわけです。施設の評判を守る前に、利用者の命を守るのが一番でしょう。評判は誠意ある対応があるから上がると思います。体裁ばかり気にする施設に未来はあるのでしょうか。

また、今年も委員会の会議録、偽造させられるのだろうな~。今年は拒否しようかな~。拒否したらクビかな(笑)

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介護のお題 「離職率」

現場に人が少ない原因の一つになっている「介護職の離職率」、詳しいパーセンテージはそれぞれの分析値があるようですが、ほかの職業より高いようです。私の現場でも離職、もしくは転職する方が後をたちません。表の理由としては、結婚や体調不良、転職、家庭の事情などですが退職する人のほとんどが、「利用者が嫌いになったわけではない」と口をそろえて言います。裏の理由としては、施設への不満や理想と現実のギャップ、人間関係などです。退職理由は勤続年数によって大きく偏っています。

勤続年数が約5年前後のベテラン職員は、

  • 施設への不満や資格取得による介護他職種への転職。
  • 結婚や家庭の事情。

勤続年数が約5年未満は、

  • 理想と現実のギャップ。
  • 体調不良。人間関係。

が多いと感じます。私の施設では、特養の現場職員の約3/4が入社してから5年未満です。つまり、約3/4が5年以内に退職しているのです。普通の会社では大問題になりますよね。多分・・・。そのうち勤続10年以上の職員が介護主任(男30代)と他の現場から来たおばちゃん職員(正社員)、勤続10年に近いパートのおばちゃんが2人。副主任は産休のため不在。

5年という時間は、専門的なスキルやサービス職としての精神を育むには、教育制度が整っていない私の施設はあまりにも短い時間です。新人教育もままなりません。現場の介護の質が低いといわれますが、これではいくら熱心に教育してもイタチゴッコです。

以前に介護主任がこんな事を言いました。

やめないように、新人を怒らないで下さい

間違った介護をした職員をまともに指導できない状況が生まれました。(悲)

現場職員は給料が安いです。ちなみに、私と介護主任の給料は同じ(笑)。手取りで20万までいくかどうかです。私は結婚していて、嫁が働いていないので、その20万で家計をやりくりしなければなりません。私以外の職員は、もちろん私より少ない給料で働いているのです。昇給も給与体系の変革で成果主義が導入され、将来的にはなくなる話が出ています。私が思うに、現場でずっと仕事をしていくのは、とても難しいと思います。給料を上げるためには、「自分でスキルアップ」をするしかない世界になりつつあります。これは利用者にとってはありがたい話かもしれません。介護スキルが上がれば、サービスの質も向上するのですから。しかし、そうは思えません。私が多く目にしてきたのは、

入社 → 介護福祉士 → 介護支援専門員 (ケアマネ)

というスキルアップです。ケアマネになれば、立場はそれぞれ違えど給料は確実に現場の介護職より上がります。スキルアップは現場離れを進める傾向にあると思うのです。ケアマネが現場職じゃないという考え方が間違っているのならば、謝ります。しかし、実際に施設で介護をしているのは、ケアマネじゃないのですから。このことも、現場職員の現場離れを助長していると私は思うのです。

私の施設の、介護職のほとんどは女性です。8割を超えています。正社員候補として入社する人は、若い女性です。結婚や出産、育児などで退職する人は少なくありません。施設の現場は夜勤があります。家庭を持つ女性職員はできないですよね。育児後の正社員としての再雇用制度もあってないようなものです。子育てしながらの介護職は、大変難しいのが現状。パート職員として戻ってくるのが精一杯です。これも、一つの原因です。

私の施設では、パートが4割を超えています。それにも増して、「新人職員の高齢化」が進んでいます。(失礼ですかね) 夜勤ができる人が少なく、人によっては月夜勤10回(!?)やる人も出ました。ある程度若い職員は、ケアプラン作成や介護上の事務業務、行事の準備、そのほかの活動もマスマス増加しています。

サービス残業当たり前!!

休日出勤当たり前!!

私は結婚の為の特別休暇も事務職員に渋られました。恒休使って新婚旅行!!やめますよね、普通は。

Dsc00513利用者の方には大変迷惑な話です。利用者は何も悪くありません。決められた介護報酬の中でしか経営できない施設は、今後もっと安い労働力を求めるでしょう。人のため働きたいと入社してきた新人職員、組織にもまれスレていき、理想と現実の狭間で苦闘している姿は、はたから見るに堪えないものです。それでも、私は現場が好きです。時々ある「利用者と職員が楽しそうに笑っている姿」 いつでも、いつまでも、そんな光景が見れればいいなと思ってます。

私も、機会があれば他の介護職に転職するかもしれません。介護が好きな同僚も「ずっとココにはいない」とはっきり言います。介護が好きでも、続けることができない。好きな仕事に就けたのに。私もこればっかりは、どうしようもありません。どうすればいいのでしょうか、「介護職の離職率」。

 

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私の取り組み 「百聞は一見に如かず」

短い間ですが、いろいろとこのブログに自分の意見(愚痴?)を書いてきました。見れば分る通り、ただ自分の意見を発信するだけになっていました。まあ、自分の施設でもいろいろと改善していこうと思って、挫折の連続に耐えながらやってきた事もあります。結局大きな成果は得られないまま、このブログを初めていたわけです。

でも、ブログって自分のために、「自分の意思や思い」を記録することと、難しいことを言うと「自己啓発」のためなのかもしれませんね。実際に、介護で挫折して「もういいや・・・」って思って仕事をしていた飽きっぽい性格の自分を、ここまでやる気にさせた(たいしたことないが・・・)効果はあったし、ブログを書いている「全国の介護人」の思いが伝わってきました。

てなことで、「百聞は一見に如かず」 「百見は一行に如かず」!!これから私は行動を起こします(笑)たいしたことではないですが、特養一筋5年勤続の世間知らずが世間に出てみようかと思ってます。

Dsc00502 まずは、ケアマネージャーの「実態調査」などに同行し、「在宅介護で頑張っている家族」や、「特養に入所する方の家族」を訪問したいと思っています。実際にその場の空気を感じ、介護制度が実際にどのように運用されているのか、勉強したいと思っています。今日同じ施設のケアマネージャーに相談し、快く承諾してくれました。休みの日に行くようになるので、嫁には大変申し訳ないのですが、夜この話をしたら、これまた快く許してくれました。

この後も、「グループホーム」や「介護老人保健施設」、「デイサービス」などにも行って見たいと思っています。もちろん、他の特養にも行きたいですね~。全国にこの事を発信してしまったからには、やるしかないです。うん。自分がどんな感想を抱くかは分りませんが、「百聞は一見に如かず」で頑張ります!

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介護のお題 「介護のブログ」

今日はなんか仕事の疲れか、一日中外出せずほとんど寝ていました。夜、「介護のブログ」をいろいろ検索して、またまた、様々な意見を拝見しました。しかし、「介護に関するブログ」ってたくさんあるね(笑)。検索上位のものしか見てないけど、かなかな自分の思うとおりにたどりつかないですね。現場の人間が書いているブログに比べ、業者とかが多いので、「ブログを多くの人に見てもらいたい」と思っている人にとっては辛い現実ですね。私は「介護に関するブログ」を書いている人の中では、特殊な内容だと思ってますが、やっぱり多くの人の目にさらされ、意見を聞きたいと思っています。

ブログにはYahoo、goolge、livedoor、OCN、BIGLOBE、楽天など様々。ブログの見方にもいろいろあって初めは苦労しました。ココログ使用者って少ないのかな~ってのが初めの感想。ただ検索に引っかからないだけなのかも知れませんね。一つ一つ自分なりに吟味して、右の「気になるブログリンク」に勝手にリンク貼っちゃいました。「トラックバック機能」は読者を増やすためには非常に直接的で良い機能だと思いますが、いかんせん、自分のブログの内容がお粗末なだけに、なかなか思い切ったことはできません。でも、「自分が良いと思ったブログ」には他の人にも見ていただきたいと思い、勝手なことをさせていただいたわけです。(迷惑でしたら、コメントに書いてください。すぐさま削除いたします。)

Dsc01498 しかし、ほんとに在宅で介護なさっている方には頭が下がります。できれば、私を含めて職員をお邪魔させてもらって、学びたいと思うくらいです。すべてのブログ記事を読むことはできなかったのですが、「介護とはどうあるべきか」を少し学ばしていただきました。また、施設で働いている方々の記事、共感できる部分が多くありました。全国の施設で同じことが起こっている事が、ちょっと悲しいですね。

介護のブログを書いている人には悪い人はいないですね。多分。それぞれ頑張っているんです。これからも機会があったら、ブログ検索して勝手にリンク貼っちゃうかもです。

追伸 最近、「トラックバック」をまとめて貼っていく業者がいて迷惑です。おおっトラックバック増えてる!って喜んでいると、業者だもの・・・。ほんとにやめてほしいです。もちろん、普通のトラックバックは大歓迎です。

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介護のお題 「介護と看護」

看護師ってスゴイ」と思っています。知識、経験、技術、どれをとっても介護職員はかなわないと思います。特に医療的な処置や薬の知識などは、看護師がいればとても頼りになります。病院などで経験を積んでいる看護師は、病気の判断や応急的な対応もすばやく、私たち介護職員の手本になります。でも、ずっと気になっていることがあります。

特別養護老人ホーム」には、「医師が必ず常勤でいる必要がありません。」法律で定められているからです。ゆえに、看護師は医療や健康に関することの「判断責任」が大きいと考えられます。立場がそうだということもあり、看護師に対して「介護職員は立場が低い」(弱い)のが現状だと思います。(そうではない所もあると思いますが)介護職員はサービスを提供するときに何かと判断を看護師に仰ぎます。そうした組織体質が大きく介護職員の意欲やアイデアをそいでいる原因の一つとなっている。そう思っているわけです。

私の施設では、介護職員が一分一秒無駄なく介護している脇で、「看護師の楽しそうな話し声」がよく聞こえます。まあ、話の内容は様々です。サービスに関わる重要な情報交換だったっり、世間話だったり・・・。前者なら話はわかります。でも、後者だったときはやるせない気持ちがこみ上げます。

体調がすぐれない利用者の体温や血圧など、バイタルサインの確認に走り、ショートステイの入退所に走り、内線電話を片手に新人職員に指示を出す。そんな側で「世間話はない」と思う事が多くあるわけです。「看護師はなにを仕事にしているんだ」と考えます。

  • 朝一番に「なだれ式」に行う処置?
  • 食事時間を無視した経管栄養の準備?
  • 薬をお膳に並べる事?
  • いざという時に体力を蓄えているの?

Dsc01293 人が少ないと苦情を言っていたけれど、介護に比べれば暇な時間少なくないですよね・・・。あのー、体調が悪い方の顔色だけでもいいから、見に行って下さい。利用者が看護ステーションに不安を抱え訪れたら、「表面」だけで対応しないで、親身になって聞いてあげてください。私たちの相談をちゃんと聞いてください。そう思うのです。

看護師ってなに?と思う瞬間です。そんな瞬間が多いのです。あまりにも・・・。

麻痺側の足の痛みを訴え、ナースコールが頻回な方がいます。夜間ともなると不安の要素も増えるのか、一晩に50回以上押すこともあるのです。朝になったら看護師に相談することを約束して少しは押さなくなりました。朝、看護師に痛みに対してのケアはないのか、また他に原因がある可能性があるのか意見を聞きました。

痛み止めの軟膏も処方されているし、湿布もある。寂しいから押すんじゃない?

痛みは寂しさの表れで、どうしようもない。話を聴いてあげて、というのが答えでした。相談時間約5分・・・。自分の力量不足を恨みながら、看護師の「引き出し」ってそんなものなの?と悲しい気持ちで退勤しました。痛みは確実にあるのです。それを「痛みはないんじゃない?」的な感じで話す看護師。手本にならない看護師。新人職員がそれを聞いたら「鵜呑み」にしますよね。そんな悪循環の施設です。ココは。

介護職員ってただのお手伝いさんなんですか?看護師さん。病院の看護師はもうチョットは良い意味で違うと思います。(上に医師がいるから)「介護と看護、利用者にとって境は無い」のです。だから、手と手を取り合って良いサービスを提供したい。お互いに理解し足りない部分を補えることができれば、絶対に良い施設になるはずと思っています。だから、(家庭があるのはわかりますが)もっと真剣に仕事しましょうよ。良い手本となって下さい。お願いします。知識、経験、技術があっても、それを「生かすのは気持ち」なんです。

勉強しようと介護の本を探しても、目当てのものがなかなか見つからない時があります。そんなときは、本屋の看護コーナーに行きます。介護も「看護の中の一つ」なのです。本来介護の範囲ではないですが、勉強になる本がたくさんあります。その中に書いてある「看護のココロ」。ちょっと看護師になりたくなった事もありました。

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介護のお題 「食事」

突然ですが、家の嫁さんの料理はうまいです。(笑)和食は苦手ですが、レストランで働いてたこともあり、洋食特にパスタとかドリアとかイタリアンは最高です。毎日は飽きるし体にも悪いので出ませんが、たまに出てくると喜んじゃいます。そのときの食事は無言でムシャムシャ食べちゃいます。そして、ありがたい気持ちでココロもおなかもいっぱいになるわけです。

Dsc00460 人間は食事をしないと生きて行けません」。医療技術が進んだ今でも、食事は生命の根源なのです。食物を口から食道を通って胃へ、そして消化され栄養素を吸収し体を正常に保つのです。それに加え、食事という行為そのものも非常に重要です。食事を取るには様々な感覚器官を使って食物を認識し、手や口の筋肉を使って食物を体内に入れる。その行為が脳への刺激になり、「正しい感覚を保つ」のです。体内の消化器官も食物が入ってくることによって正常な機能を保つそうです。また、おいしい食事を取ることは、「人生の喜び」であり、「ストレス解消」であり、食事の時間は近隣者との「コミュニケーション」の場でもあります。何気ない食事という行為は、とても大切なことの一つです。

長い人生を歩んできたお年よりは、「長年親しんだ食事の味」を忘れません。どんな三ツ星レストランでも、家庭の味には負けてしまうかも知れません。しかし、施設に入所したお年よりはその味を二度と味わうことができないかもしれません。特に健康上の問題や嚥下機能が低下したお年よりは、食事制限がかかり、なおさらです。では施設でどのような食事を提供していけばいいのでしょうか。もしかしたら、それを考えながら食事を提供するべきなのかもしれません。

施設の厨房は全利用者の食事を提供しなくてはなりません。しかも、食事形態は様々です。嚥下咀嚼機能が弱っている方が多いので、粥やおもゆ、刻み食やミキサー食などを提供しなければなりません。誤嚥が施設にとっては食事に関しては、一番怖いことなのです。健康上の理由から、塩分制限やカロリー制限など様々な制限が付き、もうお分かりの通り、限られた食事形態、限られた食材でしか献立を決めることができないのです。

Dsc00764 でも、不思議なことがたまに起きます。年に数回あるバイキング食での事。刻み食やミキサー食を食べているお年寄りが、いつも以上のペースで常食(私たちが普段食べているような形態)に近い物をを食べているではないですか!危ない!と初めは思い急いで近寄ります。よく観察してみると、ちゃんと噛み、正常に飲み込んでいるのです。いろどりあふれた食材、自分で食べたいものを選べる、そのことが「嚥下機能、咀嚼機能、そして食に対する意欲を引き出した」のかも知れません。私たちが考えている以上に、機能が残っていた良い例でした。

ミキサー食の方の食事は、見るも耐えないもの。実際にそれを食べたときは、美味しくないのはもちろん、食事を取っている感じにもなれませんでした。でも、盛り付けや寒天などを使用して見た目を工夫し、食事を提供している施設もあります。そんな施設にしたいと思っています。厨房の職員もできるだけ利用者の近くに行き、話しを聞き、おいしく楽しい食事を提供してほしいと思っています。でも、なかなか意見は通りません。大変だというのが理由です。大変なのは現場も一緒だとココロの中で叫びます。

食事って難しい~~~。うまい飯がまた明日も食えますように(←ってようはそういうこと)

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介護のお題 「家族と施設」

最近、「介護のブログ」を検索していろいろな記事をみました。在宅介護で頑張っている家族の方のブログには、本当に感銘を受けました。一生懸命介護をしているのです。介護の知識、技術を学び、経験し、思いやりをもって介護している。(中にはそうではない家族も稀にいますが・・・)そして、自分たちが行っている施設サービスに対してもっと「頑張らないと」と改めて思いました。

Dsc00324 施設(介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、グループホームなど入所型)を利用する家族の利点は、第一に「家族の負担軽減」だと思います。特に家族に「介護資源」(介護力)がない場合にはそうです。核家族化が進み、両親と離れて住んでいる方も多く、やむ負えない状況の方も多いと思います。また、介護者のほとんどが女性であることも一因の一つ。男性が世帯収入の主であることが多いのが理由です。男性の介護協力を得ることが難しいのです。施設サービスは介護負担を軽減することに関しては非常に有効なのです。ただ、それは「専門的なサービスの提供という前提」があるからです。

以前に事故に関する「リスクマネージメント」の研修に行く機会がありました。保険会社の方が講師で施設のリスク回避と責任の所在など難しい話でした。そこで聴いたある言葉を思い出します。「家族が望んでいることと、施設で提供できるサービスには差がある」その言葉に複雑な感情を持ちます。専門性を売りにしてる施設介護がなぜ家族が望む介護を実践できないのか。家族は「専門的なスキルを持つ職員に」介護してもらえることを当然期待してるのです。

私は、在宅介護をしていることを記事に載せているブログにコメントを書くことができませんでした。後ろめたい気持ちがあるのかも知れません。「」があるのです。施設にドップリ浸かってきた私は「施設側の言い分」も知っています。でも申し訳ない気持ちが大きくて気が引けます。

家族と施設の間には「大きな壁」があります。家族が望むこと、利用者本人が望むこと、施設でできること、その間のギャップが壁になっている。その壁を取り除く為にはなにができるのか。日々考えなくてはならないと思いました。

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介護のお題 「新人教育」

私はなにを隠そう、大学卒です(笑)。でも「福祉大学ではありません」。理系の大学を卒業しました。つまり、福祉とは無関係な勉強をして介護の現場に来たわけです。大学時代は、まあそこそこ勉強して、たくさん遊び、何とか卒業にこぎつけました。なので、介護現場に役に立つ知識はほとんど持ち合わせていなかったのです。縁あって介護の現場に来たのです。

現場ではもちろん、一から勉強しなければなりません。一年間「フリーター」をやっていたので、怠け癖も簡単には抜けません。ましてや、不規則な勤務時間、下のお世話、常識が通用しない利用者、体力的にも精神的にも絶対に続かないと思っていました。でも、人に認められるよう必死で先輩職員についていったわけです。

Dsc00749 新人だった頃は、「会社に入社→新人研修がある」と思っていました。しかし、実際は逆でした。まさに職人の世界!!「俺の背中をみて、技を盗め」って感じで、基本的なことはある程度教えてもらえますが、ほとんど独学に近い状態でした。わからないことがあることは勉強不足であると何度も叱られました。「なんでこんなこともわからないの?」と怒鳴られ、常識がないヤツみたいな目で見られることもあったと思います。

介護の現場では、時間もなく人もいないことは、もはや常識となっている状態です。そんな中で、例えば「マンツーマン」で新人を教育するところがあるでしょうか。もしくは、「新人職員のための研修制度」がある施設は?そんな施設に入った方は幸せかもしれません。私の知る施設では「」はあっても「ちゃんと実施」しているところを知りません。それに加え、介護職員は「資格を持っている」必要がないのです。つまり、素人が「プロのふり」をして介護をしていると言っても過言ではないと思います。もしかしたら、在宅で介護している家族のほうが「プロに近い」かも。

介護は様々な知識と技術、経験が必要です。一般的な常識も重要です。過酷な業務に耐える体力と、理不尽なことに動じない精神力、そして、利用者を思いやる心がもっとも重要です。介護現場に入社してくる方は必ずしも、そのすべてを持っているわけではないのです。つまり、介護現場は新人教育が非常に重要なのだと感じています。

私は時々、上司にこう言います。「新人の教育をもっとしっかりしたほうが良いですよね」 マンツーマン方式では複数の新人職員に対応できない。ましてや、4交代制の勤務シフトでは同じ人に教えてもらえず、重複したり抜けたりして効率が悪い。教える人によっては教え方が違い、混乱を招く。新人の研修期間を設け、専属で教える「トレーナー」を育て研修を行う。習熟度合いを客観的に評価できるマニュアルを作る。・・・・・・・今までやってきた教育方法が機能していない現状。

上司は話を聴くだけで、建設的な話は何も出ません。トレーナーや研修にかかる費用や労力を考えているのでしょう。消極的な指摘しか出てきません。そんなものです。私の提案など検討する価値もないと言わんばかりに。

Dsc01475 施設にある日、「シルバー人材センターから派遣職員」が来ました。人がいない、人手が足りない時間帯に働くそうです。非常に考えさせられました。経営的には人件費も安く、社会貢献もでき、業務もまわる。法律上定められている人数も確保できるのかな。すごい良い経営手腕!でも、なんか違う。職員の頭数はいるのに、業務も楽になったのに。

その派遣できた人がある日、嚥下能力が非常に低下していているお年寄りを介助しました。お茶を嚥下補助食品でトロミをつけず提供してしまいました。何事もなくて良かったのですが、思わずその職員を怒鳴ってしまいました。「命がかかっているのですよ!!!」そのあと私の中で罪悪感が沸いてきます。本当はその職員に非がないとこを知っているから。ちゃんと教えることができなくてゴメンナサイ。そう後で謝りました。

人を採用して、教育は現場まかせ。5年以上のベテラン(?)職員が約1/4ぐらいしかいないのに。新人が新人を教えることが多いのに。それでプロの介護ができるのでしょうか。私は、利用者とその家族に申し訳ない。私にはまだ力が足りないようです。私もまた、新職員の一人なのです。

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介護のお題 「井の中の蛙」

本日は他の方の「介護のブログ」を少しですが拝見させていただきました。自分は本当に「井の中の蛙」なのだと感じさせられました。介護に関する悩みを持っている人は(予想はしてましたが)多いのだと知りました。それはどれも様々。家庭で、施設で、近所で、利用者も現場に携わっている人も、家族もそれぞれ悩んでます。国や都道府県も悩んでるのでしょう。それぞれの人が、それぞれの悩みを、そして何らかの希望をもって生活している。その一端を少しだけ知りました。

今まで、「インターネットの情報」なんて信憑性がいまいちだし、参考程度にしかならないと思って使ってきました。でも、その中には本気で気持ちを伝えたい、知ってほしいと思ってブログを書いている人がいることがわかりました。その中には私と近い視点で介護の現場を訴えてる人も。ちょっとうれしくて、そんな現場が全国にあちこちあることが、ちょっと悲しくて、複雑な気分です。

Dsc00969 知ってほしいのは、ほとんどの現場職員は「現場を良くしていきたい」 「良い介護をしたい」と思っていること。特に新人職員や平の職員ほど熱意(潜在的に)持ち、制度や組織という壁にぶつかりながら戦っている。中には耐えかねてやめていく職員もいる。少しでもその人たちの代弁者になれたらいいな~と思っています。

井の中の蛙」ですが、初めはみんなそう。私なりに力を入れすぎず、抜きすぎず、でも前に進んで行こうと思ったわけです。このブログなんかほっといて、もっと良い意見を書いたブログ見に行っちゃって下さい!!(たまにはのぞいてくれたら嬉しいです^^)

さて、もう少しブログの世界を見に行くとしますか!

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介護のお題 「外部視察」

ご存知の方も多いと思いますが、施設には県などから職員や委員が「監査」に来るこがあります。これは定期的に行うもの、不定期に行うものがあります。施設はこの監査を受けて施設の改善点を指摘され、より良い介護サービスを利用者に提供する努力をしなければなりません。監査のポイントは現場サービスだけではなく、経営、情報管理、関係外部との連携、人権問題、衛生管理、施設設備など多岐にわたります。今回は、施設評価委員による施設訪問の話です。(チョット難しいですね)

私は、この施設にきて一筋、他の施設の事は知りません。間接的に話を聴くことはあっても、詳しくは分らないのです。でも、直属の上司はこう言います。「どこの施設も一緒だよ」と。

施設の評価ですから、もちろん施設の評判にかかるのです。訪問の日にあわせてなるべく非がないように準備するわけです。私に課せられた使命は「○○委員会の会議録を作る」こと。安全や生活の質向上のためになくてはならない委員会です。日ごろから定期的に委員会は開催しなくてはならないのです。実は当施設では委員会が定期的に開催されておらず、もちろん会議録も存在しないわけなのです。まさしくこれから作るのです(悲) 

これってあの・・・なに・・・偽造?!(って去年も同じような事やったよ・・・)

監査のたびに、こんな調子です。新人の頃は「今はできなくとも、これが終わってから真面目にやればいいんだ」と思ってました。しかし、何年過ぎたのか、いまだにやるべきことをちゃんとやってない罪悪感がひしひしとこみ上げてくるのです。何度上司にやるべきことを嘆願しても、「人も時間もないのが現実。私もやりたいのは一緒なんだ」と言い、施設長に言ってみるだの、検討してみるだの言うだけです。介護の現場は本当に人がいない。時間もない。でも私は「時間もないけど、やってやろう!!」この一言を上司から聞きたい。なぜここの施設はできないことばかりなんだと悔しい気持ちがまたよみがえります。

まあ、作りました、会議録(悲)。

当日、評価委員の方々がお見えになりました。評価委員の方の意見は「トイレが狭い(車椅子が旋回できない)」、「食事の際の利用者の姿勢が悪い」、「居室のにおい」など様々あったようでした。まさしくその通り!!「職員の意識、知識、技術」も「施設の環境」もまだまだ改善する点はあるのです。私にでも分ることでした。

視察後談・・・上司「いつもできていないから、やっぱり出ちゃうね

その通り!!いつもできる様に、職員の研修制度や勉強会、委員会の活動を積極的に粘り強くやらなきゃだめなんですよ!!やろうとしてツッパネル(強く否定する)のはあなたでしょうよ~。委員会の人が来たからっていっても、堂々と現場を見てもらって、指摘していただいて、少しずづ改善して行けばいいのじゃ~ありませんか。そうか、改善できないと思っているから、嘘をつくんですね。これが組織というものなのですかな。

ちなみに、評価委員の皆様も現場視察が、視察時間6時間あるうち、1時間15分ってどうなんですかと言いたい。現場を見ないお役所的な感じがちょっと残念でした。最後に

介護は会議室でするものじゃない!現場でするんだ!(なんてココロで言ってみる)

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さて本題の介護の話です。  ~はじめに~

ブログのタイトルにもなっているのだから、書かないわけにはいかないですね(笑)ということで、初!!仕事にしている介護の話です。ちなみに、個人情報保護がさけばれている現代ですので、何かにつけ伏せて記事を書くことがあります。読みづらい点はご了承願いたいです。また、画像をアップすることがありあすが、転載禁止および、記事の内容とは関係ないことを、ここでお知らせしておきます。

私は「特別養護老人ホーム」に勤める雇われ平社員でございます。勤めてはや5年以上になります。世間というか組織というかに、良いことも悪いことも学ばせられて、どっちつかずの人間になってるというわけです。しかし、介護とは何なのかどうあるべきなのかを、ある程度は学んだつもりですし、間違った考えや消極的な保身は基本的にイヤなわけなのです。

ブログをやろうと決意したのも、こうした背景の中で「世間には同じ悩みを抱えている人がいるだろう」、「同じ境遇の人たちの意見を聞いてみたい」と思ったからなのです。ネットツールが発達した世の中、この道具を利用してみたい!!単純な発想です。職場、環境など違っても、コメントなどいただけたら、私にとって勉強になります。良い介護、介護現場とは・・・介護現場と組織の見地に立った介護の話です。

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